京町バラジオ出演

1999/11/17 (全4ページ)

station NHK_FM
  

(18時16分頃。「恋人はサンタクロース」の曲が終わって。)

(BGM ハラッパ2000)

男性アナ 「さ、では続いて今日のゲストを紹介しましょう。京都町内会バンドの皆さんです。」
一同 「どうもこんばんは〜」
女性アナ 「あれ、元気ないですよ」
一同 (笑)
女性 「さっきまでわいわい騒いでいたのに…」
原田 「ちょっとかたくなりましたね」
笹野 「緊張してます〜」(笑

笹野 「ボーカルとタンバリンとパーカッションをやってます笹野みちるです」
原田 「ギターやってます。 え〜歌も歌ってます原田博行です」
村田 「キーボードの村田聡です」
有田 「ベースとバイオリンの有田聡子です」
一同 「よろしくお願いしまぁ〜す」

男性 「今、流れてますけれども、これは、”ハラッパ2000”と言う曲で、NHKの教育テレビでやってます、今日放送ですね。7時10分から放送している”きらっといきる”のテーマ曲を歌ってらっしゃる4人組の」

男性 「主に活動は、今現在京都を中心に…」
笹野原田 「そ〜ですね」
原田 「京都は毎月か、まぁ開けてもふた月に1回はライブをやっていて、で〜あとは東京にシーズン行ければいいな、って感じですね。年に4回行きたいけど、2回か3回になっている状態ですね。」
女性 「この、名前自体が”京都町内会バンド”って言うのが、もう聞いたら忘れられない名前なんですが、これ、なんかこだわりがあるのですか?」
笹野 「う〜んと、もう、なんか勢い余って付けてしまったっていうか…」
原田 「こんなに長続きしないだろうって思ってたんですよねぇ〜」
笹野 「シャレでねぇ付けただけなんですけどね〜」(笑)

女性 「皆さん、京都の同じ大学出身だとか」
笹野原田 「そうですね」「はい」
原田 「偶然と言うか、え〜ベースの有田がだいぶ歳が離れてる…」
笹野 「ちょっと後輩になるんですが」
原田 「笹野、村田、原田は同じ時期に大学に行って」
村田 「そうですね」
原田 「キャンパスで出会ったというか」
男性 「でも、そう言う基盤があって、今の京都町内会バンドは結成されたってことなんですか?」
笹野 「なんか、こう、振り返って見たら、気がついたらそうなったって言う…」
村田 「なんか、くされえん〜ってバンド
一同 「そうそう」(笑)
男性 「もともと言い出しっぺって言うか、発起人なのは…」
笹野 「発起人は原田ですかねぇ〜。結局」
原田 「まぁ、僕〜がずっとやってたバンドに、バンドっていうかソロでやってる時に手伝いにきてもらったのね。村田くんも有田さんも。でぇ〜笹野が何か京都に帰ってきてたりして、彼女は東京にいたりしたもんだから、帰ってきてるから一緒にやろう、と。やるんだったら、曲を書いてみよう、と。それまで隣のバンドのボーカリストだったからお互いに一緒に曲を書くことはなかったんですけど、始めて(笹野「そうですね」)書いてみて、これはなかなか面白くって、それが核になった、って気はしますね。」
男性 「で、もう2年でしょうか」
笹野 「丸2年、経ちましたね」
原田 「早かったです」
女性 「学生仲間、って言ったら変ですけれど、バンドを組むとなんかちょっとこう…ねぇ…」
原田 「ダメになりやすい?」
女性 「いやいやダメになりやすいのじゃなくって(汗)」
一同 (笑)
女性 「学生時代の延長みたいな雰囲気でいってしまうのかな?って思うのでけど、そのへんは仕切りやさんみたいなのがいらっしゃるのですか?」
原田 「どうなんすか?」
笹野 「延長と言えば延長のような気分もありますけど…」
原田 「ダメになりつくしたあとに残った4人って言う‥」(笑)
笹野 「もう、どん底からはい上がってきてますから、いいぐあいに」
原田 「ダメにならない為のコツだけを10年学んで、やっと一緒にやれるようになったって言う…」

女性 「練習場所ってどういうところでされるのですか?」
笹野 「いいこと聞いてくれました。ウチの家です」
一同 (笑)
女性 「またアットホームな…」
原田 「最初の1年は僕の部屋で、後半1年笹野の部屋でやってます」
笹野 「そう、だから、みんな平日の昼間とかに集まるのですよ。だからマンションの住民が誰もいない。だからガンガン音出しても大丈夫」(笑)
女性 「本当にいないのですかね?」
笹野 「いない…ことにしてるんです」
男性 「苦情とかはこないのですか?」
笹野 「1回もこないですね」
原田 「時々…去年は言われたけどな、『なんや、あの音は‥』って隣のおっちゃんに2、3回言われたけどね」
笹野 「君の家のね、横のおっちゃんにね」
女性 「じゃぁ、演奏するのと全く同じ音をそのまま部屋で出されてるんですね」
笹野 「そうですね」
原田 「でも、楽器がドラムもないし、エレキギターもないし、そういう意味では最小限と言うか」
村田? 「アコースティックですね」
原田 「そうそう」
女性 「ファンの人もなんか京都の一室で町内会バンドの曲が仕上がっているとは思ってないかもしれないですよ」(笑)
笹野 「仕上がってますよぉ〜」
原田 「仕上がってるねぇ」
笹野 「着々とね」

男性 「先日ライブに行きました」
一同 「ありがとうございました。本当に」
男性 「アットホームでしたよねぇ。ライブも」(笑)
笹野 「アットホームですか?」
原田 「どこでよそいきになんのやろ?おれらは?
一同 (笑)
女性 「いつもMCとかもこんな雰囲気なのですか?」
笹野 「いや、もっとひどいですけどね。今日、かなりよそいきですね」
原田 「だいぶセーブにセーブを重ねてこの状態ですからね」(笑)
笹野 「もう、震えてきてますよ。ぷるぷると」

男性 「基本的にライブに来るお客さんは京都の方なんですかね?」
笹野 「それが、全国からね、結構来てくれるんですね」
原田 「手ぇ挙げてもらったら京都の方が少ないのかな、半分かな?
笹野 「最近だんだん京都の人も増えてきたみたいだけど」
原田 「京都だから来てくれる、って言うのもあるみたいですね。その、観光がてら行ってもいいかな。全国から」
女性 「遠いところではどこからですか?」
原田 「福岡…、北海道…」
村田笹野 「南は沖縄の人もいたねぇ」
男性 「基本は京都にある、と言うことなんですかねぇ」
笹野原田 「生活が京都だからねぇ」(笑)
男性 「歌でも京都に密着した感じの歌がありますよね」
原田 「最初のバンド名を決めた段階でこう、しばらくそういうコンセプトもあったりして」
笹野 「京都系とか言ってましたからね」
原田 「そう言う意味でねらって書いてた時期があるんですよね」
男性 「この曲もそういう時期の歌と紹介してもよろしいんでしょうかね?」
笹野原田 「そうですね」
原田 「なんか、京都のどまんなかって感じします」
男性 「では、京都町内会バンドの3枚目のアルバムに入っているバージョンで」
笹野 「2枚目と3枚目と両方に入ってます」
男性 「聴いていただきましょう。おいらの街」

(曲「おいらの街」)


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