<< Travel Top
< singapore Top
その6 目指せ!マレーシア!  

いよいよ最終日。

まずは、朝イチで郵便局へ。
なぜならば、冒頭に書いたように私の荷物はデイパック一つだけ。お土産が入らないのである。そこで荷物の半分を郵便小包にして日本へ送り返すのだ。

ナイスアイデア♪

とーこーろーがー。

郵便局に行ってみて尋ねてみると、私が想像していたよりも郵便小包の料金がはるかに高かったのだ。25S$位。
私の所持金では足りなかったので、急遽ホリ君から借金するハメとなった。

まさかシンガポールに来てまで借金する事になるとは...

つか、昨日のロブスターが予想外の出費なのでは?


市民の足 MRT

そんなこんな雑務はサッサと終了。
かねてよりの念願だった、徒歩によるマレーシアへの国境越えの決行の時がやってきた。

とはいえ、国境までどこまで電車に乗り、どう行ったらいいのか全く分からず、何の予備知識もない。手探りのまま、とりあえず私とホリ君はMRTに乗車。国境に一番近い(と勝手に思っている)マーリシアの駅まで行ってみることにした。

オーチャードからおよそ20分余り。マーリシアに到着。

駅を降りるとフツーの住宅街が広がるだけで、どっちへ行ったら国境ともなんとも書いてない。地図すらない。
仕方なしにおそらくこっちだろう、と思われる方向へ歩いてみる。

行き当たりばったりに、適当な路地をマレーシアへ向けてテクテクテクテク。

ところが、歩くにつれて次第に人がいなくなってくる。
本当にこっちがマレーシアなのか?と疑ってくる。
それでも適当に歩いていると、しまいに工事現場に出てしまって行き止まり。
途方にくれて、工事のおっちゃんに尋ねてみると、どうやらこっちではないらしい。

 

ガーン Σ(゚Д゚;)

 

落胆しながら、ひとまず駅まで戻る。

次は別のルートを探りたかったのだが、ホリ君の持病(?)の足の関節痛が出てきた為に、これ以上、徒歩での国境越えは無理と判断。
ダメでもともと、タクシーを探して聞いてみるが、やはり乗車拒否される。
皆、「そんなトコへは行かねーよ」ってな感じで首を横に振るのだ。

マレーシアには行ってはいけない何かがあるのか??

結局、国境越えは叶わず、夢マボロシのまま終わるのであった....。

つづく

< before

next >