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樺太神社跡について(その1)  

 樺太神社について、ここでもう少し詳しく述べさせて頂きます。

日本国内には数多くの神社が建っておりますが、日本占領時代の諸地域にも同様に多くの神社が建てられました。
日本占領時代『豊原』と呼ばれたユジノサハリンスクも例外ではなく、市街から東の方向、現在の勝利公園から少し上がった所の丘陵地に樺太神社が建てられました。

正直な話、こじんまりとした神社だろう、なんて思っていたのですが、ところがどっこい。官幣大社、って言う位だから、樺太の神社の総本山です(たぶん)。
創建は1911年(明治44年)8月23日。日本の敗戦後、具体的にいつ消失になったのかは分かりませんが、その間、樺太に訪れた日本人は先ずはここへ行け、ってな程の神社だったそうです。

 

左の画像が日本占領時代の樺太神社参道。右が現在の参道跡です。
木々が随分成長しているように見えるのですが.....

偶然にも、同じ場所で写真とってたみたいです。

 【画像3】

 ←参道を途中まで上ったところ。振り帰って市街地方面を見る。

 山道に迷った私はたまたまここへ出てきて、
 途方に暮れてビスケットを食べていた。
 そしたら、おばあさんがこの道を上ってきて...

【画像4】 

そして、おばあさんはこの道を上って行く。→ 

木々の向こうに白いお屋敷が見えるので、 
最初は誰かの私有地かと思ってました。 

現在はこんな山道ですが、 
おそらくかつては参道で、しっかりとした 
階段か何かがあったはずです。 

 【画像5】

 ←そして、山道を上ったら、何の前触れもなく
 いきなりゴージャスなお庭が!!

【画像6】 

石垣がどことなく神社っぽい。→ 

 【画像7】

 ←これがそのお屋敷。
 ところどころ壁が剥がれ落ちてます。

その2へ続く→