朝。 さて、クヨクヨしてても仕方がない。 広場を通り抜けてバイエルン州立歌劇場へ。 仕方なく、レジデンツへ。 レジデンツは昔の王宮をそのまま利用した博物館なのだが、とても広い。
私とヨメとは見て歩くペースが違うので、いつの間にやらヨメにずいぶん差をつけられているが、お互いのペースでのんびりと見て歩く。 話好きのおじーさんはヨメが日本人と知ると、「ワシもかつて日本へ行ったことがあるんじゃよ」「サッポロとトーキョーへ行ったじょ」、と誇らし気に話していたが、私が加わるとつまらなさそうにどこかへと消えていった。 さて、市庁舎前広場の仕掛時計の時間が近付いていたので、最後の方は殆ど見ないまま博物館を出て、市庁舎のある広場へと向かう。 リーンゴーン 鐘の音が鳴ったのに、仕掛人形が動かない。 『?』 どないなってんのや?と思い始めたころ、ようやくクルクル動き始める。 「ツアーで時間が決まっている人だと、最後まで見られないですよ」 と、ウスイさんが言っていたのを思い出した。本当にその通りだと思う。 |
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丁度お昼時。お腹が空いたので何かを食べに行く事にした。
スシの屋台 またしてもソーセージ 私らの前に並んでいた女性が注文していたバーガーが美味しそう。食べたいなぁ。 真っ昼間からビール。うれしい。これがこの国の日常なのだ。 食べつつ、2人でカメラを撮ってたら、店のニーチャンが気付いてやってきて、撮ってあげるよと言ってくれた。
観光客に親切。ええ国や。 お腹もいい調子になり、店を出て、Sバーンでドイツ博物館へと向かう。 |
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博物館からの帰り、立ち寄った書店で漫画「るろうに剣心」のドイツ語版を発見! また、書店の隣にはスーパーがあったので、そこで職場用のお産を探す事に。
一旦ホテルへ戻り、数々の土産を部屋に置き、再びマリエンプラッツへ。 2度目ともなると慣れたもの。 ついにはバンドの音楽に合わせて踊り出すおばちゃん達。 結局、お店には3時間程いた事になり、名残惜しくもホテルへと戻る。 さて、ホテルにて。 夢のような楽しい時間が終わり、鍵を無くして開かなくなったスーツケースと、沢山のMIKADOを前にして、一気に現実へ。 このまま諦めてしまうのも勿体無い。 む。何かしら手ごたえアリ。 ルパンの気分で針金をグリグリしていると、しまいに「カチャン」の音と共に、バカンとスーツケースが開いた。 開いた! とりあえず開いてしまえばこっちのもの。 それにしても、私のようなシロートでも針金で開くスーツケースって一体... _| ̄|○ |
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(脚注) 【仕掛け時計】 【ドイツ博物館】 【るろうに剣心】 【MIKADO】
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