やっぱり今日も朝早くに目が覚める。
時差ボケはまだ続いているもよう。

今日はJALのユーロエクスプレスバスに乗り、ハイデルベルグを経由してローテンブルグへと向かう。
ただ、バスでの出発が早いので、早々に朝食を取り、チェックアウト。

まだ夜も明けていないフランクフルトの街中を、ガラガラとスーツケースを引っ張って、集合場所となっている某ホテルへ向かう。
そのホテルはとっても立派。
ウチらが泊まっていたホテルとは大違いなので、とてもうらやましい。

着くのが早すぎたのか、ホテル前には私らの他には誰もいない。
そこで、図々しくもホテルのロビーにて待たせてもらう。うむ。さすが豪華ホテル。ソファーがふっかふか♪
そうこうしているうちに、それらしき他の旅行客がぽつりぽつりとやってきて、なんとなく、ロビーに集まってくる。他の人らもどうしていいのかわからないようで、「あの〜ここで待ってていいのでしょうか?」などと聞いてくる。
私も係員ではないので、聞かれても困るのだが、「い〜んじゃないんですかぁ」とか無責任な事だけを答えてすます。

しばらくして、ホテル前にバス到着。ガイドさんの指示に従って乗車。
席は自由席だったのだが、既に乗り込んでいた乗客がいたので、開いている席を探して座る。
バスは30人程の乗客を乗せ、ゆっくりと夜明けのフランクフルトを出発。

さらば。フランクフルト。

 


だだっ広いドイツの風景

 

バスはドイツの誇る高速道路『アウトバーン』(脚注)をひた走り、ハイデルベルグへと向かう。2時間程でハイデルベルグ到着。バスは市街地を抜けて、坂道を上り、ハイデルベルグ城(脚注)の近くまで来て停車。まずは城の観光。ガイドに連れられた一行はぞろぞろと城内へ。

お城と言っても、廃虚のような感じ。屋根が焼け落ちてたり、ところどころで城壁が崩れていたり。肝試しするには最適だろう。

 
 

城内へと案内されるが、実はこれといって、あまり見どころはない。
世界最大規模とか言われている、木製のワイン樽くらいしかないのだ。
殆どの部分が、長い歴史の中で朽ちてしまっており、また、僅かに残った他の部分を見ようと思うと、別途料金を支払ってガイドツアーに参加しないといけないらしい。

 

 

さっくりと樽を見終わって、裏手のバルコニーへ。

バルコニーからはハイデルベルグの市街が一望できる。
しかし、丁度、雨アラレがバラバラと降ってきて、寒い寒いとあちらこちらで悲鳴があがる。

フランクフルトは異常気象で暖かかったが、それでも2月。ちょっと山側までくれば十分寒い。
私もフランクフルトが暖かかったので薄着で来てしまい、ここでブルブル震えるハメになってしまう。

そうこうしている間にお城からの出発時間。一行はバスに乗り市街地へ。

坂道を降りて市街地に着き、教会の前で解散。ここからは自由行動。
とりあえず私らは、人ごみを避けてのんびりしたいなぁと思ったので、ハウプト通りから川へと向かい、カール・デオドール橋(脚注)へ向かう。
石作りのがっしりした橋は、観光名所であると同時に、地元の人らの欠かせない生活の橋となっている。
犬を連れて散歩している人もいて、のんびりとした感じが漂う。

 


犬と飼い主。クサリで繋ぐなんてヤボなことはしません。

 

川向こうにある哲学者の道もできれば行きたかったのだが、時間がなかったために行けず。
ハウプト通りへと戻る。

ぶらぶら歩くが、何よりも寒い。
とりあえず、どこかに入りたい。
でも、できれば人ごみは避けたい。

てことで、ガイドブックから探して、『プファルツ選帝侯博物館』(脚注)に入館。

表通りの人の多さとはうらはらに、こちらの博物館はガラガラ。殆ど人の姿がない。

適当にブラブラと見学してから出ようかなとか思っていたら、これが意外にも広い。
建物の外見から、そんなに広くないように思っていたのだが、内部には展示物がこまごまと置いてある。このまま一つ一つじっくり見ていたら、集合時間に間に合わないし、お昼ご飯も食べられない。

てことで、もう最後は駆け足で見て回る。
しかもここは順路も分かりにくく迷路のようで、さあ出よう、と思ってもなかなか出口まで辿り着けなかった。

 


広場には市場

 

博物館を出て、ちょっと遅めのお昼ご飯。
通りにはいろんなお店もあるのだが、私らが入ったのは『マクドナルド』

外国へ行ったら必ずマクドへ行くように心がけている私にとって、フランクフルトでマクドを見つけてから、ドイツでも『必ず行くぞ、行くぞ』と決めていたのだ。

さすがハイデルベルグのマクドナルド。店構えも昔風。周囲の風景にとけこんでいる。
でも店内は日本と同じような感じ。早速、日本では食べられないメニューはないかと探し、リブサンドっぽいのがあったのでそれをオーダー。
ただ、バリューセットを選んだものの、価格が日本よりも高いような印象があった。

ふと周囲をみまわしてみると同じツアーの人もちらほらいて、皆さんやっぱり落ち着くところはマクドなのねと納得。

そんなこんなで、ちょっとほっこらしているうちに集合時間。
再びバスに乗り込み、今日の宿泊地であるローテンブルグへ向けて出発するのだった。

 

     

 

 

(脚注)
【アウトバーン】
ドイツの誇る高速道路。片側2車線で、道路の雰囲気も標識もガードレールも、日本の高速道路に似ている印象を受けたが、それもそのはず、日本の高速道路はアウトバーンを手本にしているらしいと言う事を帰国してから知った。
また、アウトバーンは制限速度無制限、と言うのは乗用車だけの話らしく、ウスイさんによると、バスには制限速度が決められているとの事だった。

【ハイデルベルグ城】
13世紀にプファルツ選帝候の居城として創設。その後、いろんな城主がその都度改築を繰り返したので、複数の建築様式を合わせ持つお城となる。

【カール・デオドール橋】
旧市街と対岸とを結ぶ橋。石組みが美しい。橋を渡り、対岸の坂道を上ったところが『哲学者の道』

【プファルツ選帝侯博物館】
ハイデルベルク近辺で発掘された古代遺跡を始めとして美術品などをおさめた博物館。