国際1号館

 

 
先生… 苦労したんだから、もうちょっとねぎらいの言葉をかけてよ…

 

大阪万博の時は、例えばソ連館とかアメリカ館、英国館のように単独の国でパビリオンを建てていたが、ポートピアではさすがに単独でパビリオンを建ててる国はほとんどなく(スペース的な問題や、コンセプトによるものももあるのだろうが)、複数の国でスペースを共有する形をとっていた。

まあ、出展している国もいわゆる大国と呼べる国も少なく、小国ばっかりってこともあるのだろうが。
それにしても、「この国、どこだ?」って国ばかり、よくぞ集めたものだと思う。

そんな国が多いので、もちろん月の石などあるわけない。
殆どが国の紹介パネルやら、民族衣装やら伝統工芸品の陳列ばかりになってしまう。

そんなわけで、参加国・地域を4つのパビリオンに集めて国際1号館から4号館として展示、公開。

国際1号館に入っている国々は、アラブ首長国連邦、ブラジル・パナマ州、アメリカ・ワシントン州、国際連合、フィンランドの計5カ国、地域、機関。

展示内容は前述のとおり、民芸品とか観光地とか文化とかの地域紹介とかがメイン。
だけど、コンパニオンを配置して、どの国々も力を注いでいたのは、それなりに日本との絆を深めたいからだろうか。


コンパニオン

左から順に、「ブラジル・パナマ州」「アメリカ・ワシントン州」「アラブ首長国連邦」
いすれもそれぞれに企業パビリオンとは違ったイメージでよい。
なんとなくお国柄が表れる。

 
 
記念スタンプ

スタンプは2種類。円形の方はパビリオン外観を中心に、パビリオン名を配した構図。
もうひとつは正方形で、図案化した世界地図をレイアウトしている。
これとは別に、各国ごとに独自のスタンプがあったかは不明。