テレカルチュア'81電気通信館 / ふるさと回廊 〜地方自治体館〜

 

 

 

 

もはや私のノートには絵もなくなり、文章のみとなってしまっているではないか。
いよいよ夏休みが終わりに近づき、妥協し始めたのだろうかw

さて、電気通信館は当時の電電公社のパビリオン。
つまり現在のNTTである。
独立したパビリオンではなく、国際展示館の2階の1コーナーを間借りしたようなもので、同様に地方自治体館、国際通信館の3館がブースを構えるようにして展示されていた。

展示内容は当時敷設を進めていた光ファイバーの展示が中心であったように思う。

一方、お隣の地方自治体館。
各都道府県がそれぞれ小ブースを構えており、お国自慢を競い合っている。
観光名所のパネルであったり、特産品とかが展示されていたが、正直、デパートの物産展みたいなものだったと記憶している。
41都道府県…?
出展していない県が6県あるってことなのか??

どこだ?


コンパニオン
(電気通信館)

赤のジャケットに紺色の襟。黄色のラインが入っている。
黄色は何でしょうね。
私が勝手に想像するに、光ファイバーのイメージではないかと思うのだが、さて、どうでしょう。
他の写真には白ジャケットのもあったので、ジャケットは2色あって、何らかの場面に応じて着分けていたとも思われるが詳細は謎。


(夏服)

夏服はジャケットを脱いだだけと思われる。
注目すべき点は、ある意味企業館に近いパビリオンでありながら、胸に目立つように博覧会公式マークを掲げている点であろう。
普通ならば電電公社のマークがきそうなところであるのだが、意外である。

白のベレー帽がとてもかわいい。



 
記念スタンプ

スタンプは4種類。
いずれも電話によるコミュニケーションをシンボル化したものと言っていいと思うが、このようなシンボルはパビリオンの壁面にも沢山描かれていた。
雰囲気的には1970年の大阪万博のイメージを色濃く残していると感じる。

 

コンパニオン
(地方自治体館)

一見、博覧会公式コンパニオンと同様に見えるが、細かい点で差異が認められるのが面白い。
まず、ワンピースになっているのが大きな違い。
スーツ風のスーピースもいいのだが、ワンピースフェチの私としては、こちらの方が萌えるw

記念スタンプ

地方自治体館は先に記述したように、都道府県・都市がそれぞれにブースを構えてお国自慢をしてるのだが、手元にあるスタンプは富山県の3種類のみ。
他の都道府県ブースにスタンプがあったのかどうかは定かでない。

なので、富山県しか紹介せざるを得ないのだが、歴史・伝統に絞った、まあよく考えたスタンプだと思う
特に「こきりこ節」のスタンプは全て英字であり、外国人を明らかにターゲットにして富山の魅力をアピールしている。

見方によっては観光地のスタンプにしか見えないのだが、こうした多くの観光客が集まるスペースでスタンプのデザインにするのは、地域いつまでも長く知って頂くのに絶好の機会である。富山県の手法は正にそれを利用したいい例であろう。