たばこと塩のパビリオン / 造水促進センター ポートオアシス

 

 

 

 

便宜上、2つのパビリオンを1つのページに並べて描いているが、繋がっている訳でも企業的に関連がある訳でもない。
単に小さいだけで、小学生心に“その程度”と判断されたのだろうw
実際、両パビリオン共とにかく小さい。
入ったら出る。それだけの建物。

地味といえば地味だが、ある意味、無駄に建物を広くしないで簡潔にまとめてあるので、効率的と言えば一番効率的かも。

「たばこと塩のパビリオン」は専売公社のパビリオン。
今ドキの若者に”専売公社”、って言っても知らないだろうなぁ。
現在のJTの事。

片側の壁一面にたばこの銘柄がいろいろ張り出されていて、まあ宣伝みたいなものだ。
で、もう片面の壁側ではたばこ梱包マシーンとでも言うのだろうか、が置かれてあって、その場で実際にたばこがどんどん箱詰めされていくのを見学できた。
まあ、プチ工場見学ってな感じ。
当時は今のように嫌煙ブームなんてなかったから、どこでもたばこは当たり前。
今なら考えられないかも知れない。
あと、“塩”に関しては岩塩が置いてあった。
「フレッシュライフ館」のようにビーナス像とまではいかず、ただドーンとそのまんまに置かれていたので、誰もが手で触れて凸凹になっていたw

で、お隣に位置する「ポートオアシス館」
こちらは何かといいますと、海水から淡水を作りだす、という人類の夢とも言えるプロジェクトに取り組むパビリオン。
なので、展示物は”海水淡水化装置”ただ一つしかない、非常にシンプル極まりないパビリオン。
ただ、それにしては、パビリオンの形は凝ってるな。

なんか、入館者に試飲してもらっていたらしいが、俺は飲んだ記憶がない。

誰も並ばず、いつでも入れるので、急な雨の時の雨宿りとして、丁度いいパビリオンだったな(笑)
 


コンパニオン
(たばこと塩のパビリオン/夏服)

制服の資料が少なく、冬服が定かでないのだが、おそらく同じであろうと仮定する。
純白の襟付きワンピースに襟とポケットに紺色のアクセント。
爽やかで清潔感が漂う。
ベルトのバックルが何気にデザイン凝っている。
余談だが、左の袖にも付いている、シンボルマークとも言える二等辺三角形は、個人的には大阪万博の虹の塔の名残かなぁと思っているのだが、どうだろう。
考えすぎ??

(※靴のデザインは資料不足のため予想)


コンパニオン
(ポートオアシス/夏服)

さて、対するはポートオアシス。
こちらは冬服の資料もあったのだが、申し訳ない。割愛させていただきます。
簡潔に文章で言うならば、ブレザータイプの制服である。
それよりも、夏服が可愛い。
はっきり言おう。”ザ・マイ・フェイバリット・制服”のベスト5に入れたい。
ブルーのワンピースで、余計な装飾は一切なし。
この潔さが今で言うところの“萌え”ポイントであるww
風になびくスカートを想像するだけで、もう、私はマックスハイテンションww
あと帽子。
片側のつばを上に上げているのも、他とは違ったポイントであり、アクセントとなっている。

(※靴のデザインは資料不足のため予想)


 
記念スタンプ

「ポートオアシス」にスタンプがあったかどうか定かでない(おそらくない)ので、「たばこと塩」だけでも。
形状は円形で魚が5匹。
だけ。
一体、どういう理由でたばこと塩と魚が共通するのか謎だが、強引にポートピアのイメージにひっかけたとしか思えない。
まあ、理由があるとすれば、魚=海=塩、ってことくらいだろうか。
いずれにしても強引極まりない。
その上、色違いというだけの2種類同デザインはかなり残念。
もうちょっとひねりがほしかったが、今のJTと違って当時はいわばお役所仕事のようなものだから、こんなもんか。