三井グループ館

 

 

 

 

ギリシャの神殿をモチーフとした直方体の建築物で、銀色の柱が沢山林立している。
館内中央を十字状に廊下が作られ、その廊下によって4つの展示室に分けられている。
「童話」をテーマにしているだけに、どちらかと言えば子どもが楽しめるような内容。
私が
印象に残っているのは、ぐるぐると回転する円筒形のものにスリットが入っていて、そこから覗くと円筒の中に描かれた絵がアニメ風に動いて見えるっていう機械。
よくおもちゃとかで、ちんまりとしたのは見かけるけれども、ドラム缶サイズなので、あれだけデカイのは初めて見たかも(笑)

展示室を区切る廊下の壁には「だまし絵」が描かれている。
パンフレットの表紙にも使われていて、正面から見ると波の絵だけど、斜めから見るとイルカが飛んでいる、みたいな。


 


コンパニオン

童話の世界を再現するように、ピーターパンのような衣装。
しかし、空は飛ばないw
コンセプトはいいのだが、テーマが「海の…」としていながら、森をイメージさせる緑とオレンジはいかがなものかと思いもする。
公式写真集に掲載されていた数少ない写真から察するに、夏・冬同デザインのようである。
夏は
(おそらく)半袖で、ベストがないだけのよう。

帽子に付けている鳥の羽が何の鳥かは気になるところw


コンパニオン(館内案内)

公式写真集には館内での案内員はコンパニオンとは別の服を着ていたので、描いてみました。
こちらは(夏だからか)ノースリーブのシャツにホットパンツといういでたち。
←が「森」ならこちらはテーマ通りの「海」。
テーマに沿う、と言う点からいえば、この服をコンパニオン衣装として採用してほしいくらいなのだが、さすがにカジュアルすぎるのだろう。

にしても、スピーカー、でけぇw

(※靴は資料不足により、予想です)

 
記念スタンプ

すいません、押印がきたなくて。
スタンプは3種類。
全てシンボルキャラクターを中心に描いたもので、うち2つはエンブレム風。同デザインで一つは単色でもう一つは3色刷り。
もう一つは赤一色の円形版である。
比較的英字を多用しているところから、したたかながらも、三井の国際戦略がうかがえるえる
(か?)

にしても、コンパニオン衣装の左袖口(イラストには描けなかったが)や、館内案内員のシャツやスピーカ、そしてスタンプと、このシンボルキャラクターを多用。子ども向けをアピールしていることがスタンプからもうかがえる。が、少々しつこい。
3つもほぼ同じデザインにするくらいなら、一つはパビリオン外観をモチーフにするとかの工夫があってもよいとは感じる。
そこらへんが昔ながらの財閥の名残かw
今でいうところの「ゆるキャラ」の先駆けで、それなりに頑張ったつもりかもしれないが、今一つかわいらしさに欠けるのが残念w
水中メガネの形に時代を感じさせる。