大阪ガス「ワンダーランド」

 

 

 

 

奇抜な形この上ない。

関西以外から来た人は「なんだこりゃ」と思うこと間違いないデザイン。
正面から見た形は大阪ガスの社章である。
正面にデカデカと社章を据える点はダイエーと同じようなもの。こういうところに「目立ってなんぼ」の関西人気質が見え隠れしているのが面白い。

大阪万博時には「ガスパビリオン」として、大阪ガスのみならず全国のガス企業体全体での出展だったが、神戸博では大阪ガスのみでの出展。
別物とはいえ、どことなくユニークさのある建物は大阪万博の流れを汲んでいるとも感じられる。

館内はガスによる豊かな生活様式をテーマにしており、館内では当然ながらガスによる冷房なども行っている。
それら展示を不思議の国のアリスの世界に見立てて、客はウサギに導かれるように巡る。
なので、館の外観を横からみると「ウサギ」になっている、と言う念の入りよう。
赤目の部分が光れば大変面白いのだが、残念、コレはイミテーション。光らないのだ。


 


コンパニオン

夏・冬ともにデザインは同じ。
白地のワンピースを腰でベルトで止めている。
左肩から右腰へかけて大きく青のラインが入っており、ワンピース、ジャケット共に、左胸にシンボルのウサギのマークが入っている。
雰囲気的には、三菱未来館とちょっとかぶってるかも。


(夏服)

さすがに全く同じパターンにするのは気が引けたのか、よく見れば帽子が違う。
夏の強い日差しを避けるためか、丸く、つばの広い帽子となっている。

記念スタンプ

今回もIBM館同様に、サイト「スタンプと駅弁の旅」の管理人「かっぱんだ」様のご好意にて、スタンプの転載許可をいただきました。
(色違い(赤色)あり、との情報もあり)

円形の中にパビリオン外観と、イメージキャラクターのウサギを配置。
特筆すべきは、ウサギが2羽、と言う点だろうw。パビリオンよりもデカく、ちょっとしつこい印象。
1羽でええんとちゃうの?と言う気もするが…
とはいえ、外形が円であるだけに、しっくりまとめようとすると、左右対称の方が納まりが良いのも事実。
ならばいっそのこと、ウサギのキャラクターは男女各1羽ってことにして、今で言うところの「ゆるキャラ」として売り出したら、また展開は異なっていたのかもしれないww