神戸プラネタリウムシアター

 

 

 

名前が示すとおり、ズバリそのまんまプラネタリウム。
プラネタリウムと言うと、よく外観からしてドーム状が多い中、あえて(かどうか知らないが)円柱状にしたのは、博覧会を意識してだろうか。どこにでもあるプラネタリウムの外観では、楽しさも半減だろう。
西隣に広場を挟んで似た形のUCCコーヒー館を眺め、こちらはゼリーのようだなぁと思ったものだw
赤色の外観が青空によく映える。ワクワク気分も盛り上がる。
今にして考えてみれば、プラネタリウムという題材を博覧会に持ち込む上でよく計算された造りである。

上映内容もはっきりとは記憶していないのだが、一般的なプラネタリウムではその土地土地での星空を映し出して、「あれが○○座」「こっちが××座」「あれとこれとそれを結んだラインが冬の大三角形で…」てな解説で、地球目線からで終始するところが多いと思うのだが、ここでは主に宇宙視点からたった映像、木星の惑星からみた木星の姿、とかいった感じで、プラネタリウムの長所を生かしながら、映像館としての特色も打ち出していたと感じる。

尚、余談ではあるが、神戸館と統合して現在でも残るパビリオンであるが、上映内容は当時とは異なる独自のプログラムを展開している。
先日、久々に見に行ったが、シートピッチの狭さがちょっと問題かな。30年前では標準幅だったのだろうが、日本人の体格もこの30年で変わったのだし、予算が許すならば、シートの改善を求めたい。



コンパニオン

深いブルーグレー(※写真によっては白にも見える場合あり)は遥か彼方の広大な宇宙をイメージしてだろうか(勝手な予想)。
襟の形状が独特である。
単調になりがちな服装であるが、赤の蝶ネクタイがアクセントになっている。


(夏服)

手持ちの資料でははっきりとした写真がなかったのだが、おそらくこの服であろうと思われる。(※もし異なっていた場合はお知らせ下さい)
色合い的には冬服を更に薄くした感じの半そでワンピースに、大きく胸元のV字型が目を惹く。
パビリオンにも用いられている赤色を帽子、胸、ベルトの3点に増やしたことで、明るさも感じられる。

 

記念スタンプ

パビリオンの外観をリアルに描いたタイプ。
色は館のテーマとってないる朱色。
この手のスタンプはやや堅くなりがちであるが、両側の★マークがちょっとおちゃめさをかもし出している。
また、下部にポートピアマークを配置したことで目に見えないが逆三角形が生まれ、円錐状のプラネタリウム外観とでスタンプ上のバランスをよく保っている。