川鉄地球館

 

 

 

人気パビリオンの一つ。
大きな地球が目を惹くが、その中身は他のパビリオン同様、スクリーンを備えた劇場となっている。
もはや博覧会での映像モノはお約束と言ってもいいのかも。
劇場の他には、地球の各種統計地図が展示。
私達を取り巻く環境がどのようなものであるのか、を示している。
今でこそ当たり前のようによく聞く”SAVE THE EARTH”のはしり、と言ってもいいのかも知れない。

う〜ん。一歩先行ってたんだなぁ。

さて、映像モノはどうしても上映に時間がかかるためか、ここもいつも長蛇の列。
なので、実は私はここへは入らずじまい。
どんな内容や、と聞かれてもよく分からない。

とりあえず、屋外展示の”フーコーの振り子”だけは見たのだが…
振り子の下にはある一定の間隔でピンが立てられており、振り子の回転に合わせて倒れる仕掛けになっている。
つまり、地球が自転しているのが目でわかるようになっているのだ。(ピンについては、現状、もしくは当時の画像参照)
しかし、ピンがなかなか倒れそうで倒れないw
ハラハラしつつも、ついつい眺めてしまう。
そんなヒマがあったら他のパビリオンに行くべきなのだが…


パビリオン外観


コンパニオン

大胆にも赤のツーピースが目を惹く。
この赤はアレか。鉄鋼の燃え滾る炎の赤か。それとも、今にも噴出しようとする地球のマグマのイメージか。
か、どうかはさておき、主に青系の多いコンパニオンの衣装の中で、真紅のブレザーは大人の印象を与える。
手本となった画像を見ていたときにはそれと気付かなかったのだが、襟元はおそらく色とりどりのスカーフを巻いているのだと思われる(詳細不明)


(夏服)

私の手元の資料(公式記録と写真集)では、はっきりとした夏服の画像がなかったのだが、閉会式の全体写真から、おそらくコレだと思われる。
違っていたらゴメン。(もっとも、胸のマークからして間違いないと思うのだが…)
冬の赤から一転、他のパビリオン同様、涼しげな青のワンピースである。
ベルトの金具留めのデザインがさりげなく凝っている。

 

      

記念スタンプ
種類は3種類。丸型が2種と四角が1種。
3種に共通するのは、いずれも地球(もしくはパビリオン)が描かれているところ。
スタンプ形状もいずれも2色タイプのもの、と、大盤振る舞い。
丸タイプの1つはパビリオンの外観を描いたものだが、飛ぶ鳥がかなりディフォルメされていて、一体何の鳥かまったくわからない。
海が近いんだから、せめてカモメくらいにすればいいのに、とも思うのだが。
そして『われらの地球を考える』って 『われら』って最近使わないよなぁ。『私達』くらいにすべきかな、と思うのだが、これも時代だろう。