「テーマ」と言われても、正直なところ何がどうテーマなのか、子ども心には難しくてよくわからなかったということだけは記憶している。 たぶん大阪万博における「太陽の塔」の代わりのようなものだろうなと自分なりに解釈して見に行ったのだが、やっぱりよく分からなかった。 他のパビリオンが結構凝った造りをしている一方、協会の代表とも言えるテーマ館が直線のみのシンプルなデザインであるのには、ちょっと拍子抜けした感じはした。しかも、中に入って上を見ると天井までがらんどうな感じ。 全体から受ける大きさとは反対に展示物はやや少なめで、良く言えば余裕を持った造りといえる。 このパビリオンの見世物の一つは「ハイ・オービス劇場」。 劇場の入り口は、パビリオンの入り口とは別に設けられていて、別に並ばなければならかなったと記憶している。 中へ入った参加者はそれぞれ手元にぶースがあり、順々に出される質問に対して手元のスイッチで答えていく。 すると、ブースの数だけある正面のパネルに、自分の回答が映し出される仕組みになっている。 やっているとまるでテレビのクイズ番組さながら。 少し自分が選ばれた人みたいな感じで、結構緊張しつつも、ちょっとした優越感はありましたな。
周辺風景
イラストではやや濃くなってしまったが、実際はもう少し白みのある水色。 船員をイメージして、セーラー服となっている。 胸当てのボーダーが爽やか。 尚、テーマ館のみでなく、協会コンパニオン統一衣装なので、入退場口を始め、案内所など基本的にこのスタイル。
合服とは逆に、夏らしく、白をベースにして、紺色のラインでアクセントを入れたワンピースとなっている。 合服が仮に海と波をイメージしたデザインだとすると、夏服はさしずめヨットの帆か、カモメの白といったところか。 帽子の丸さ加減も可愛いが、縁を片方だけ上へ向けているのが、アクセントとなっている。
テーマ館をそのままシンプルに描いた図柄。 英字の書体がなんとなく未来っぽぃって、個人的には好きだw