ポートライナー

 

ポートピアの開幕に先立ち、人工島ポートアイランドと神戸市街地との間の交通手段としてポートライナーが81年2月に開業。
三宮からポートアイランドへ入り、反時計回りに一周(アイランド内は単線)してまた三宮へと戻る路線である(当時)

それまでの鉄道とは異なり、運転手のいない自動運転、ホームドアの設置など、日本初の実用的新交通システム(※試験的としては沖縄海洋博会場にて運用)として注目をあびた。

「市民広場」「南公園」「中ふ頭」の3駅いずれも会場ゲートが近く、そのため、会期中は大混雑。折角の無人運転がウリのポートライナーも、会期中はトラブル・事故防止の点から運転手が乗り込むことに。

そんなポートライナーも会期が終わると共に、博覧会への観客輸送から、島民の足としての本来の目的にシフト。

2006年にポートアイランド沖に神戸空港が開港したのを期に、中公園から市民広場までが複線化の上、神戸空港まで延伸開通。また、新型車両である2000型の運用を開始した。

ポートピア開催当時のおなじみの車両(8000型)は2009年11月に惜しくも運用終了。
ここでも時代の流れを感じる…

南公園駅

2008年4月にポートピアランド跡地にIKEAができたことにより
『IKEA前』との副称(ネーミングライツ?)がついた

駅番号もついているあたりがイマドキというか…

駅正面

そもそもIKEAで家具を買おうなんて人が電車で来るはずはない。
大抵の人は車で来るので、閑散としてます。


ポートライナー2000型車両
(撮影:三宮駅)