MINAMI ガラテ館の現状 |
これをパビリオンを呼んでいいのかどうなのか。 現存、と言っても神戸館やUCC館のように、アクセスよい場所で沢山の入場者を迎え、陽の目を見てるかというと、全くそうではない。 場所はコチラ。大阪南港。 ポートアイランドで行われたのに、何故、ライバルとも言える大阪南港なのかが分からない。 ま、それはそれでいいのだが、大阪南港でも釣り客しか来ず、アクセスも極めて不便な魚つり園の端っこ。 もっとランドマークとして相応しい場所に展示するのがよいかと思うし、そもそも、何故、ガラテ館を選んだのかも分からない。 博覧会開催中はガラテ館の周囲でパフォーマンスなどが繰り広げられていたが、もはやそんな面影はどこにもない。 足元に埋め込まれた説明パネルはあるものの、なぜここに設置されるようになったかの経緯は全く書かれておらず、そもそも、これがポートピアで展示されていたことすら書かれていない。 ガラテ館の中は空洞になっており、画像から分かるように中へ入ることも可能。 ポートピアが閉幕して30年近く。 ※レポート2010年4月 ――― 2011年5月 追記 ―――― 上記の文章を書いてから1年が経ちましたが、サイト閲覧者様より、「当初から魚釣り園にあった訳ではなく、元々はフェリーターミナル前(大阪南港)にあった」との情報をいただきました。
また、Googleマップ『ストリートビュー』でフェリーターミナル前を検索すると、台座らしきものが確認できます。
私が魚釣り園でガラテ館を確認したのが1998年ですので、この8年の間に何らかの理由で移設されたと言うことになります。
誰が。何故。この場所に移設したのか。 ガラテ館にまつわるナゾは尽きませんw ポートピア当時はあんなに地味だったパビリオン。 ああ。恐るべし。ガラテ館。 願わくば、『アクアポリス』と同じ末路だけは辿らないよう、祈るばかりです ――― 2012年5月 追記 ―――― 情報いただきました。 引き続き、情報求めます。 ――― 2016年4月 追記 ―――― サイト閲覧者様より情報いただきました。 遂に撤去されました。 だた残るのは、台座のみ… 最初にこのコーナーを書いてから丸6年。 パネルも地中へと埋もれていく… そうした記事を見るたびに、だんだんとヤバイ状態になってるなぁ…と思っていたのですが… ポートピア開催中はダイエー館やサントリーや松下館のように脚光を浴びることもなく、キワモノ的な目で見られていたガラテ館。 ”海で暮らす”という壮大な使命を負いながらも、流転の人生(?)を送ったガラテ館を、私たちは忘れることはないでしょう。 ありがとう ガラテ館。 そして、さようなら。 チーン |
大阪南港 魚つり園へやってきました。
ありました。ガラテ館。
長年の潮風にさらされ、ボロボロ
地面には説明書きのパネルが
何を想う…
今日もただ海を眺める ――――――――――――――――
googleマップ 座標
宇宙からでも、このとおり。 |