川鉄地球館 フーコーの振り子の現状

 

「フーコーの振り子」ってご存知でしょうか?

平たく言えば、ドでかい振り子なのだが、振り子軸が時間によってずれる(回転する)ことによって、地球の自転を証明できるというシロモノ。
で、このドでかい振り子が川鉄地球館に展示されていたのだが、閉幕後も現存しているという情報を得て、行ってきました。

場所はポートアイランドから離れること北北西へ直線距離でおよそ45km。
兵庫県西脇市。
市民の憩いの広場(?)でもある童子山公園にそれはありました。

私の住む京田辺市から電車を乗り継ぎ、3時間。西脇市駅着。ここから童子山公園までがまた遠い…。
バスの運転手に聞いたら市民センターで降りろとのこと。バスに揺られてなんとか童子山公園に到着。
正直、遠かった…

さて、前置きが長くなったが、フーコーの振り子は童子山公園の図書館の前にありました。

とにかく、ドでかい。「でかい」じゃなくって「ドでかい」(笑)
でかすぎて、球がない。
どこに球があるかと思って近寄ったら、地面に穴が開いてて地下に球と台座があった(笑)
こんなにドでかかったっけ、と思いながら、ちょっと興奮しつつ感動の再会。

よく見れば(よく見なくても)支柱部分は形が違う。
おそらく移設の際に新調したのだろう。
よりガッシリした形になり、嬉しい限り。
3か所から天へと延びる支柱が途中で重なり合い、そこから更に天へと向かい、一点へと繋がる様は、ちょっとレトロフーチャー風の何がしらのモニュメントにも見える。

天から下がる糸(と言うのか?)はそのまま地面を貫き、くり抜かれた穴から地下にある台座へと垂れる下がる。

地下へと降りる。
穴からの光を浴びて、そこだけ光り輝く台座と球は、ちょっとした遺跡のようにも見える(笑)

近寄ってよく見ると、残念なことに球は固定されていて、フーコーの振り子としての機能は果たしてなかった。
台座部分は当時のままだが、ところどころ緑のコケがこびり付いているのに時間の流れと、ほったらかしにされている様子を感じる。
台座にはポートピア開催当時そのままに、振り子から見た世界主要都市が書かれているが、冷静に考えると移設してるんだから、ズレてるんじゃないの?とか思う。
が、まあ、それは敢えて考えないことにしよう。

再び地上へ戻り、しばし振り子を眺める。

振り子としての機能は失われても、西脇市のランドマークとして、今日もてっぺんの避雷針で雷を受け止めながら、市民を見つめているのだろう…

※レポート:2010年10月

googleマップ 座標
34.990244, 134.970869

童子山公園へのアクセス
(電車・バス・徒歩)
 JR山陽本線加古川駅より加古川線に乗り換え
 西脇市駅下車 神姫バス乗車 市民センター下車
 ※加古川線はおよそ1時間に1本の運転なので時間に注意。
 ※新西脇駅は2〜3時間に1本しかないので、事実上最寄駅とは呼べない。
 ※徒歩の場合、西脇市駅より北へ約2.3km。 およそ30分。
  地図には載ってないが、国鉄鍛冶屋線の廃線跡を歩くと一番早い。

(車)
 中国自動車道 滝野社I.C.より西脇バイパス(国道175号)を北上
 西脇市内に入ってからは上戸田南交差点を左折(国道427号)
 国道沿いに少し丘を上がり、右手に古い小学校(西脇小学校)が見えたらもうすぐです。

 

鍛冶屋線の廃線跡

 

加古川線の目玉電車。

正直、かなり不気味なのだが…
地元の人はどう思ってるんだろう…

(※追記:目玉電車は2011年5月でなくなりました)

 

遠くからでも一目でわかるあの塔は…

 

出ました。フーコーの振り子。

 

でかっ!!!

 

球はくり抜かれた穴から地下へ…

 

光を浴びて、ひっそりと佇む。

 

球はしっかり固定されてます。

 

周辺にはコケが…

 

誰だよ… イタズラしたのは…

 

西脇市のランドマーク