2009年にサイト開設して、最初のうちは小学生の頃のノートをUPしてたくらいで、なんとなく「あ〜いろいろあったなぁ」とか思ったりて、のんびりやってました。
開設当初は殆どご覧になられる方もいなかったのですが、ここ半年から１年ほどは平均20前後のアクセスを頂き、また、見ず知らずの方からメッセージを頂くこともあり、本当にありがたく思っております。

私は確かに「ポートピア'81」は好きで、サイトにUPしているようにいくつかの資料を今でも所持していますが、収集するほどのコレクターではないので、実はもうネタ切れ、っていうのが正直なところです（笑）

どこかに書きましたが、1970年の大阪万博の年に生まれた私は、ポートピア当時は小学5年生でした。
大阪に住んでいたものの、小学5年生が自力でポートピアなど行かせてもらえるはずもなく、大人にせがんで連れてってもらうのがやっと。
また、小遣いも限られているため、グッズの類も買うこともできず、デジカメなんてない時代、写真も殆ど残っていません。パビリオンに入るにも１〜２時間は当たり前の長蛇の列で、入るパビリオンはいくつかにしぼって、とにかくお金のかからないスタンプ収集に会場内を走り回ってました。

大阪万博では、今でも熱心なファンの方々も多く、数々の資料や記念品、果てはコンパニオンの衣装まで収集されている方がいらっしゃると聞きます。
しかし、私は正直そこまでは熱心ではないという点は、先に述べさせていただきます。

もし、期待されている方がいらっしゃったら、ごめんなさいです。

今でこそ関連グッズを収集しようと思えばできますし、ネットオークションをよくチェックはしてますが、収集したところで置き場所もなく、パソコンの画面を眺めながら、こんなグッズもあったのだなぁと思う毎日です。

そりゃぁね、ポートピア関連のグッズを収集して、資料や模型を展示して、ついでにパビリオンの一部を使って「ポートピア・カフェ」（←某カフェのパクリ（笑））なんて経営できれば、夢みたいですがね（爆笑）

現実はしがないサラリーマン。
住宅ローンの返済でいっぱいいっぱいな、２児の父です（大爆笑）

それでも、こんな私も40年人間やっていると、ふと、過去の出来事が本当かそうでないのか、確認したくなるときがあるのですよ。

たぶん、人は皆、何かしら人生の節目みたいなものを持っていて、その頃のエポックと重ね合わせて、確認したくなるのだと思うのです。
世代によって無論それは異なり、蒸気機関車だったり、東京タワーだったり、オリンピックだったり、大阪万博だったり、ビートルズであったり、または科学万博やバブル期のジュリアナ東京だったり。誰にも譲れない、自分だけのエポックが。
私の場合はその一つがポートピアだった、と。

皆様がどのような気持ちで当サイトをご覧になっているか存じませんが、皆様の人生にとっての一ページとしての「ポートピア'81」を色あせたものから、再び鮮やかに彩られたものになり、そして、また明日へと繋がれば幸いです。

ポートピア'81を知る世代にも、知らない世代にも。
全ての人に必ず足跡があるように、前を向き進むだけでなく、時には立ち止まり、振り返り、戻ったり回り道もしながら、皆様なりの足跡を確認していただくきっかけとなりますように。

2011年2月18日　管理人　久野

手元に残る自分が写した数少ないポートピアの写真の一つ。さすがに映りが悪いわ〜ｗ
つか、指、かぶってるしさ。