マロニエ・ド・巴里・クワァルテット
【まろにえ・ど・ぱり・くわぁるてっと】

92年7月。『東京少年』解散後に京都へ戻った笹野が友人らと結成していたバンド。
正式名称は『ミチル&ヒロユキとマロニエ・ド・パリ・クワァルテット』と言う。

メンバーに笹野みちる、原田博行、山口あかね、高橋潤、北澤秀明、寺島直樹、と豪華な名前が連なる。
コンセプトを19世紀末のフランスか大正モダンの雰囲気とし、フォークをアレンジしたアコースティックなバンドであった。今の京町バの原形とも言える。

92年7月の夏祭り公演、同年11月の京都公演、93年2月6日の鳥取公演の合計3回の公演が現在のところ(私の元に)確認されている。
オリジナル曲があったかどうかの確認はとれていないが、『バラが咲いた』や『上を向いて歩こう』などスタンダードな曲を演奏していたと言われている。