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灰色の空に黒い枝 ああ
枯れてっちまった悲しみに ああ
中也のように つぶやいてみたけれど
木枯らしは 吹き止まない
求めることが多すぎて ああ
かなえることを恐れてた ああ
季節は過ぎゆく 心は迷ってゆく 君なしで
もとどおりになれないね
どんなにか くりかえして祈っても
無理だね
もとどおりになれないね
二人なら こわれないと思ってた
何も見えなかった
激しい風が吹き荒れた ああ
灰色の空が消える頃 ああ
気付かなかったんだ
君さえもひきちぎることだとは
もとどおりになれないね
どんなにか くりかえして祈っても
無理だね
もとどおりになれないね
二人なら 恐くないと思ってた
何も見えなかった
もとどおりになれないね
どんなにか くりかえして祈っても
無理だね
もとどおりになれないね
二人なら こわれないと思ってた
君が見えなかった
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