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国道沿いのいつものお店
僕らのたまり場
カバンからタバコを取り出して
こっそりふかした
ヨシオと2人いつものお店
僕の好きな店
放課後になりゃいつでもいるよ
僕らだけの店
ah スリル満点 先生に見つかったらどうしよう
”どうも”ってな具合で会釈で逃げ出してやろう
ほら横のヨシオはこのごろびびり出してきた様子
いいよ 僕は一人で15才でいるからね
受験地獄のいつもの授業
まるで聞く気もない
ある日ポツリとヨシオが言った
”俺は医者になる”
あー僕もそろそろ未来を決めなくちゃいけないかな
遠い未来（むこう）のことが すぐ目の前に運ばれる
どうも大学なんてあんまり僕にむいてそうもない
いやだ 僕はまだまだ15才でいるからね
ああ いつの間にやら 一人ぼっちで取り残されたよ
”どうも”ってな具合で素直に加われそうもない
そうかといって別に特技が何かあるわけでもない
いいよ 夢を探して16になるからね
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