シーズン

青く純粋に輝いたシーズン
不器用な告白に明け暮れていた
すぐそばにある未来だけが全てで
約束はいつも永遠に思えた
夏が行くように 僕の季節も過ぎる

いつの間にか移り変わるのがシーズン
いつまでも変わらないように思えた
振り返ることは恥ずかしいことだと
今の今に全てをそそぎ続けた
夏が行くように 僕の季節も過ぎる

やり尽くした花火のあとで
やり残した線香花火に
短い夏を思うように
はじけた季節の短さに気付く

繰り返し訪れてくるのがシーズン
同じじゃない同じ季節がまた来る
終わり行くものに寂しさを覚えて
悪あがきの中で階段を上がる
陽が暮れるように 僕の季節も過ぎる

沈む夕陽を見つけた日は
近くのビルの屋上へ急ぐ
わずかだけど時間かせいで
得した気分になるのはなぜだろう

やり尽くした花火のあとで
やり残した線香花火に
短い夏を思うように
はじけた季節の短さに気付く

沈む夕陽を見つけた日は
近くのビルの屋上へ急ぐ
わずかだけど時間かせいで
得した気分になるのはなぜだろう