過去への Deja vu

立ち並ぶビルをぬって 吹き抜ける風の中へ
あざやかに彩られて 流れて行く人混みが
うまくやればそれほど悪くないとつぶやく
逃げるより早く 捉えれたなら
かためられた嘘に 押しつぶされそうさ

誰もが隠そうとする 自分 この街の中で
君だけが素顔だった 君だけ慰めだった
寄り添って歩いたね 雨がふる別れの日
二人で生きるには 早すぎたからこそ
孤独な夢のため さよならを選んだ

あの日が甦るよ
汚れるうちに 見失いかけていたよな
あの約束を忘れない 雨上がりさ

独り身の辛さならば わかっていたはずなのに
同じような雨が降り 同じように霞む街
この街になじめない うまくやる気などない
潰されぬように 歯をくいしばるから
別れの時のように 歯をくいしばるから

あの日が甦るよ
汚れるうちに 見失いかけていたよな
あの約束を忘れない 雨上がりの街

汚れるうちに 見失いかけていたよな
あの約束を忘れない 雨上がりさ

いま一度 甦るよ
汚れるうちに 見失いかけていたよな
あの約束を忘れない 雨上がりの街

汚れるうちに 見失いかけていたよな
あの約束を忘れない 雨上がりの街