小さな峠

満月の夜だから 君を迎えに行くよ 自転車に乗り
木々を抜け届く 光に肩を押されながら

月明かり白い砂とてもきれいだろう 今日は
連れていく約束もうすぐ かなえられる
すぐにドアをたたくよ

右側に折れながら 終わりを告げる峠 越えればあとは
君の待つ部屋の明かりへと 続く下り坂

自転車を並べ ゆっくりと波の音を聴こう
全て忘れ何も考えずに二人で
すぐにドアをたたくよ

二人の想い行き交うだろう
風になりこの小さな峠を

満月の夜だから 君を迎えに行くよ 自転車に乗り
木々を抜け届く 光に肩を押されながら

右側に折れながら 終わりを告げる峠 越えればあとは
君の待つ部屋の明かりへと 続く下り坂