僕らは離ればなれ

例えるなら僕は 小さなグライダーだった
飛び続けたくて 風を求めていた

例えるなら君は アドバルーンのように
僕を引き付けて 風と話していた

いつしか何か同じもの惹かれて
お互いを近くに感じてた

例えば僕らは ロケット花火だった
自由にはじけて 競うように先を

急いで何か同じもの追いかけて
気がつけばそれぞれに違う場所へ

寂しくはないよ それが寂しいね
痛い日もあるよ 不感症じゃないね
責任もできて 後戻りはできないよ
だけど、叫びたいだけの日もある

例えば僕らは 離ればなれ空を飛ぶ
その時がくれば 同じ風に乗ろうよ

乗ろうよ 乗ろうよ