愛すべき無能の人時代

僕は無能の人何もすることがない
目が覚めて起きても何もすることがない
いつまでいつまでこの退屈な日々は続くのだろう

優越感は昼過ぎに入る風呂場で
劣等感は朝帰りの街の中で
いつまでいつまでこの退屈な日々は続くのだろう

無意味に吸うタバコの数は増えるばかり
飲み過ぎるコーヒーは胃を傷めるばかり
いつまでいつまでこの退屈な日々は続くのだろう

僕にも夢があって生きてる筈だった
目的のないサラリーマンは嫌だった
いつまでいつまでこの退屈な日々は続くのだろう

愛すべき無能の人時代にさよなら
それともあぁこれでいいのだと笑おうか
いつまでいつまでこの退屈な日々は続くのだろう

 

アルバム「小曲集」収録