あざやかだった季節が
紫色に暮れてゆく
降り積もる想いに打たれて
守れると思った
消えないとずっと信じてた
約束達のぬけがらが
足跡みたいに落ちてた
ひろうことさえもせずに
ああ それでも僕は望みを託すのでしょうか
繰り返す過ちを後にして
まっ白になった青写真
描きかけで止まったキャンパス
咲き誇ろうとする力
踏みつけようとする力
裏表なのだと知りつつ
ああ それでも僕の歩みは続くのでしょうか
引き起こす涙を振り切りながら
前だけ見つめて歩くのでしょうか
ぶり返す疼きを隠して
長かった冬は去って
また春がこようとしている
続いてゆく時間と
手つかずのままのキャンバス
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