街角の恋

誰の目にも止まらないような恋
いつの日にも変わらないような恋

白い息を吐きながら
二人の未来夢見ては
ガードレールに腰掛けて
両手で持つコーヒー寄り添い合えば
寒いはずの冬の日も暖かで

誰の目にも止まらないような恋
いつの日にも変わらないような恋

見つめ合って抱き合って
二人の気持ち確かめて
この街にうずもれて
いつか消えてなくなる時がきても
決して離れないように手を取った

この街の灯も行き交う人のその足音も
そう何もかもが愛しいよ
この人生を君に捧げるこの喜びを
もしも失うならどうしよう

本当は弱く脆く不安で危なげな二人の繋がり

誰の目にも止まらないような恋
いつの日にも変わらないような恋

 

2ndアルバム「日常生活」収録
98年4月25日磔磔にて初披露